CAP定理とBASE

CAP定理

分散コンピュータシステムのマシン間の情報複製で、以下の3つを同時に保証することはできない

一貫性 (Consistency)
全てのノードにおいて同時に同じデータが見えなければならない。
可用性 (Availability)
ノード障害により生存ノードの機能性は損なわれない。
分断耐性 (Partition-tolerance)
システムは任意の通信障害などによるメッセージ損失に対し、継続して動作を行う。

可用性+分断耐性は、一定時間以内に一貫性を成立させる(結果整合性; eventually consistent)システムすることは可能。

BASE

従来のACIDに変わる分散システムにおけるトランザクション特性、といったところか。

Basically Available
基本的な可用性
Soft-State
状態に厳密性を求めない
Eventually Consistent
最終的な一貫性

参考になる資料

Cloudの技術的特徴について--- ScalabilityとAvailability ---

http://qcontokyo.com/tokyo-2009/pdf/GeneralSession-Day2-Maruyama.pdf

もっと勉強して遅れを取り戻さないと...。