C言語の開発者、デニス・リッチー氏が死去
ご冥福をお祈りします。博士は日本版ノーベル賞とも言われる「日本国際賞」を今年受賞していたんですね。全く知りませんでした。C言語が出た当時、まだCOBOLプログラマだった自分にとっては衝撃的でしたね。特に、
- 簡潔さ
- ポインタ
ね。
COBOLの場合、Iという変数をカウントアップする場合、ADD命令か、COMPUTE命令を使う。
ADD 1 TO I. COMPUTE I = I + 1.
ADD命令は英文みたい。それがCだと
I++;
なんて簡潔なんだろう、と思いましたよ。あとポインタはね...。COBOLには全くない概念だったけど、覚えるのには苦労しなかった。でも人の作ったプログラムをdebugするときは辛かった。そうそう。Cといえば、低水準入出力関数にファイルを生成する関数があるんだけど名前がcreatなんだよね。たまにcreateと書いてコンパイルエラーになっているのに、なかなかそれに気づかなかったのも今になってはいい思い出だな。