TracLightingのバックアップからプロジェクトを復元する(2)

昨日書いたようにTracLightingnのバックアップはJenkinsの「BackupSample」というジョブを使っているけど、Active Directory(AD)で管理されているサーバの共有フォルダへ出力する設定に少々手こずった。そもそもこのジョブは環境変数TL_BACKUP_DIRで定義されているところへバックアップを出力する。なので、

  1. TracLightingnをインストールしたサーバへログインし、バックアップを出力するサーバの共有フォルダをX:\hogehogeとしてマッピング
  2. ジョブの定義に以下を追加
SET TL_BACKUP_DIR=X:\hogehoge
      :

結果はNG。どうやらX:\hogehogeへアクセスできない模様。うーん。それならnetコマンドでマッピングしてしまえ。

net use X: \\<サーバ名>\<共有フォルダ> <ADのパスワード> /user:<ドメイン名>\<ADのユーザ名>
SET TL_BACKUP_DIR=X:\hogehoge
      :

これで共有フォルダに出力できた。しかしスクリプトの中とはいえパスワードを書くのはねぇ~。いかがなものかと思うけど、他の方法を探す時間もなかったのでこれで運用中。注意事項は、ADのパスワードを変更したら↑も修正すること。それを忘れるとバックアップが出力できなくなる。