CAL(クライアントアクセスライセンス)

先週、Windows server 2003のライセンスについて聞かれたので、ちょっとぐぐってみたが、疑問は晴れず。とりあえず、

ライセンスと購入情報

http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/howtobuy/licensing/default.mspx

とか、そこに書いてある

ライセンスまるごと早わかりセミナー -入門編-

http://www.microsoft.com/japan/seminar/licensing/primer/default.mspx

が基本?

もし2003でWebサーバを立ち上げて外部に公開するなら、

Windows CAL の要件には、一般的に次のような例外があります。アクセスする際に認証されることなく、匿名でインターネットのみを通じてサーバー ソフトウェアへアクセスするときには、Windows CAL が必要ありません。アクセスの認証とは、サーバー ソフトウェアとユーザーまたはデバイス間で、ユーザーまたはアプリケーションの資格情報が交換されることを言います。こうした例外には、身元確認なしでユーザーがパブリック Web サイトを参照する場合などがあります。その場合、ユーザーには Windows CAL が必要ありません。

http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/howtobuy/licensing/caloverview.mspx

という記述は要・チェック。つまり

  • asahi.com(http://www.asahi.com/)のように何の制限も無くアクセスできる場合CALは不要
  • ユーザID/パスワードなどを入力させてユーザ(あるいはデバイス)を識別するならCALが必要
  • 「外部」ではなく「内部」からアクセスする場合は、認証不要・匿名の場合でもCALが発生する。

2番目(外部公開/認証あり)の場合、そのサーバ毎にエクスターナルコネクタライセンスを買うことになるのか。ちなみ価格は

http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases03/051503_WS2003_t1.asp

を見ると、ライセンス形態により幅がある(推定小売価格)。これを安いと感じるか、高いと感じるかは立場によって違うだろうな。

以上は、私の社内用メモです。正確な解釈はマイクロソフト社、あるいは販社さんなどにお問い合わせください。私に聞かれても、ここに書いた以上のことは答えられません。

個人的にはLinux + Apacheでいいんじゃない?と思うけど、IISにはIISの強みがあるので、結構侮れない。