熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理

熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理

出たときすぐ買って読んだけど、今回また読み直してみる。やはり置かれている立場が違うと共感する部分も異なる。

コストと効果は同じ精度で表す必要がある。

そう。受注者側に厳密なコスト算定/開発スケジュールの立案を要求するなら、発注者側にもそれ相応の責任、というかやるべきことがあるでしょ、ということね。つまり「調達者としての責任をきちんと果たしてよ」ということ。一般的な契約においては、片方がすべての責任を負うなんてありえない。でも、そんな話が通じるのは相手がおとなの場合。こども相手に「リスク管理」しろと言われてこの本を読んでも妙薬は得られないような気がした。でも「リスク管理」に対する一般教養的なことはたくさん書かれているので、勉強にはなった。