そのレポートの目的は?

オイラ達は評論家じゃない。顧客に対して損得を説明した上で、今回の場合どうするのが適切と考えているのか?を伝えなければならない。ぐぐればいろいろ情報は得られるけど、この場に適した案を考えるのは自分。他の誰でもない。

その案も「本命」「対抗」「穴」の3パターンは欲しい。もちろん「本命」というのは、こちらのビジネス的に見て望ましいもの。と、言っても一方的にこちらが有利なものでもまずい。基本は49:51の法則。だから「正しい」とか「誤っている」とかが基準ではない。ただしそれをストレートに言わず「対抗」「穴」を巧みに利用して、相手に本命を選ばせるような工夫が必要なんだよ。

そう考えれば各案の長所・短所をまとめただけのレポートには、大した価値がないことがわかるはず。ぐぐって見つけた情報をこぴぺして作ったレポートには、なんの付加価値もない。オイラに「だから何?」とつき返されるのがオチ。もしそういうものしか作れないなら存在価値は無いな。