Excelで計算結果を指定の単位で丸める

Excelで計算していると12.341Hrみたいにあまり有意でない端数がでてしまうことがある。そこで適当な単位で丸めてしまう時に便利なのがCEILINGワークシート関数。

CEILING(数値, 基準値)

数値には丸める元の値、基準値には丸める単位を書く。たとえばこんな感じ。

1/3 = 0.3333...
CEILING(1/3, 1) = 1
CEILING(1/3, 0.1) = 0.4
CEILING(1/3, 0.01) = 0.34
CEILING(1/3, 0.05) = 0.35

たとえば1人月=160Hr/人として、1日=8Hr単位で丸めたい時は、基準値に0.05(=8/160)を指定する。半日=4Hr単位なら0.025。注意点としてはCEILINGした結果に、さらにCEILINGして、さらにCEILING..なんてことをすると、真の値からかなりのズレが出てしまう場合がある。見積計算の場合、金額水増しする効果があるとかないとか...。