C∞カバレッジ

どんなに開発ルール、チェックリストを追加してもすべてのBugを見つけられる保証は無い。C0とかC1、あるいはC2カバレッジ100%を義務付けたとしてダメ。C∞カバレッジ?いや、網羅性だけは完璧だけど、理論上の話。実務では非現実的。航空管制とかプラント制御みたいに誤りが人命に影響を及ぼすとか、大きな損失(財政上)になるとか、そういうソフトを作っているわけではないので、ここに書かれている「ほどほど」の品質が現実解のような希ガス。「お値段は他社の2倍ですが、品質は10倍高くします」といって受注できれば苦労はしない。Bug freeの証明はできないし、残存バグ数を求める方法も無い。コンペ方式で決めるというのは面白いアイデアだけど、参加するベンダーはいないだろう。ソフト開発で食っていくのは益々大変になるなぁ~。喧々諤々の議論を聞きながら、そんなことを考えてた日。